みなさん、こんにちわ!
自身の境遇を、幸福だ!と感じるのか、不幸だ!と感るのかは、自身の主観ながら、千差万別であると思います。次の一文をご存じですか?
人は生まれながらにして平等
第一章
世界人権宣言 https://www.unic.or.jp/activities/humanrights/document/bill_of_rights/universal_declaration/
すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。 人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。
世界人権宣言には、「自由と平等」が人の生まれながらの権利であることを宣言しています。
一方で今日の資本主義経済には、競争による勝敗の結果として、不平等が前提となっており、この経済的格差は、近年では拡大の一途をたどっています。富める者は富み、貧しいものはますます貧しくなり、貧富格差の拡大、固定化がグローバルな社会問題として認識されるに至りました。
技術進歩と特異点
ところで、シンギュラリティ(特異点または技術的特異点)という言葉を聞いたことがありますか?
人工知能研究で高名なレイ・カーツワイル氏が、「自律的な人工知能が自己学習とフィードバックによって、指数関数的に強化され、人間の知能を超越する時点」を指す言葉として、先端科学者や技術者には広く知られています。
科学者たちの見解は、シンギュラリティには到達しないとする説の支持者と、シンギュラリティに到達する説の支持者に大きく二分されており、到達を支持する説の科学者には、早くて2035年頃と予測する科学者もいるほどです。シンギュラリティに到達する/しないは別にしても、これまでコンピュータの性能がどの程度の伸張してきたかを知っておくと良いかもしれません。
計算機能力の向上率
コンピューターの進化はめまぐるしく、Intelの共同創業者であるゴードン・ムーア氏が、半導体(ICやLSI等のの集積回路)の進歩が、1~2年で2倍になる経験則に基づいた法則として提唱した、ムーアの法則が有名です。最初期の半導体から2023年までのCPUの演算性能の伸び率をまとめた記事を紹介します。
最新CPUは50年前の__万倍速い!進化の歴史を辿ってみた
PC Watch 最新CPUは50年前の__万倍速い!進化の歴史を辿ってみた
AI (Artificial Intelligence)
昨今、AIという単語を知らない人はほとんどいないでしょう。これほど、認知率が高い単語でありながら、この単語の説明を完璧にできる人は、多くありません。なぜだかおわかりでしょうか?
一つには、AIというものが一意に定義されているわけではないことが挙げられます。
しかしながら、すでにこの技術は、私たちのすぐ近くにまで活動の範囲を広めているのです。
2017年頃からAIを悪用したDeepFakeによる動画が流布されるようになりました。有名人の顔を入れ替えたポルノ動画が最初であったといわれており、その後も、アメリカ大統領があたかも発言しているかのようなFake動画がSNSを中心に拡がり、話題となりました。
生成AI ChatGPT
これまでのAIは、ChatBOTなどの外部入力に対した条件分岐による返答が中心であり、あらかじめ定められたプログラムの領域でした。
2022年11月に公開され、2023年に大きな話題となったChatGPTは、大きなムーブメントとなり、生成AIブームを巻き起こしました。このChatGPTのすごさは自然言語処理と、プロンプト(AIに対する指示や質問形式の文章)から質問者の意図をくみ取り、かなりの確度で適切な返答をする点にあります。
qdocu DAO が目指す未来(2) へ続きます
コメント